・同年4月28日、クランクケースカバー、トップブリッヂをSAOテクニカルサービスでパウダーコーティング塗装
キックスターター・オイルポンプ・シフトシャフトの各オイルシール
・平成20年(2008年)6月7日、車検整備一式、オイルポンプOH、チェーンや各種ショートパーツなどを総合的に交換
・平成20年(2008年)11月7日 ステアリングボールレース・ボール等交換
これらは修理明細書などで確認できるもので、これら以外にも継続的にメンテナンス等を行っていました。
・タイヤ:ダンロップTT100GP 8分山
・ヤマハ純正ガソリンコック交換
平成21年(2009年)12月から令和6年(2024年)8月までの15年間、シャッター付きガレージ内にて保管。
令和6年8月、今回の出品にあたり再度ショップにて点検・整備(各種点検・エアクリーナエレメント・バッテリー交換等)
燃料系を乾燥状態で保管していたために、すぐに復活しました。
【純正部品・付属品】
①RZ350用180kmメーター ②純正新品アッパーメーターケース ③ハンドル左スイッチボックス
【ノーマルでない主な部分】
・メーターは購入時にRZ250用のものでした。生産から私が購入した25年の間になんらかの理由で交換されたようです。
以降、そのメーターのまま車検やメンテナンスを実施して距離管理をして現在に至ります。
将来的にメーターを350仕様にできるように、350純正メーターを、当時のヤフーオークションで入手し、取り付けずに保管していました。
現在では希少なため入手困難と思われますので、付属品としておつけします。
・フロントブレーキはブレンボ。マスターシリンダーも社外品。
・左ハンドルスイッチはホーンボタンが経年劣化で紛失したため、2024年8月汎用の新品スイッチボックスに交換。
この車体についていた純正ノーマル品はお付けします。
・バッテリーは、出品にあたり新品MFバッテリーに交換(純正のサイズではありません)
【現車確認】
中央自動車道八王子インターから自動車で15分ほどのショップにて保管していただいていますので、営業日に現車確認可能です。ショップの販売車両ではなく、私の個人売買車両ですので、ショップの方のご負担にならないよう、説明が必要な場合等は原則として私がご同席して説明します。
一定期間、落札がなければ、ほかの保管場所に移すかもしれませんのでご了承ください。、
【配送】
原則として落札者様の費用負担による引き取り、もしくは配送業者のお手配をお願いします。できるだけのご協力はご相談のうえ可能な範囲でさせていただきます。
オートバイ販売店のご厚意で置かせていただいているため、落札後はできる限り速やかなお引渡しをお願い申し上げます。
【その他】
旧車のため、継続的なメンテナンスによる完成度の向上が必須だと考えます。ノークレームノーリターンでお願いいたします。
ノーマルの純正部品等で手持ちのものは、今後、ヤフーオークションに出品予定ですが、今回落札の方には、必要に応じご相談いただければ、双方同意の価格でお譲りすることも可能です。
【この車体について】
この車体を購入した際に、一流メカニックの方から指摘されたのは、エンジンのクランクから異音が発生しているとのことでした。
その指摘を踏まえて、エンジンを腰下までOHし、特にクランクシャフトのOH・芯だし加工は、SAOテクニカルサービスが最高の技術を持っていると判断し、お願いしました。
こうしてできたクランクやオーバーサイズピストンやFCCのクラッチキットを一流メカニックの手により丁寧に組み上げ、同時にクランクケースカバーをパウダーコーティングするなどして仕上げていきました。
これらの慣らしを丁寧に行いつつ、点検を行っていき、オイルポンプなどの重要なパーツも徐々にOHなどにより整備しました。
またステムベアリングなどもOHしました。
これらは、実走により、慣らしやテストを繰り返したのですが、これらの走行を気兼ねなく行うために、外装部品については、最初から高い仕上げをせずに、一定のレベルのものでそろえていき、実走仕様のRZ350を目指しました。
従って、トップブリッヂのパウダーコーティングなど、部分的な仕上げはあるものの、外装全体としては、まだ完成の途上にあると思っています。
ですので、次のオーナーの方には、一流の塗装ショップによる全塗装や、Ysギアの復刻外装セットなどで、RZ350オリジナルの外装の究極を求めていただくのも一つの楽しみ方なのではないかと思います。
RZ250とは異なる、トルクのある走りの味・750キラーと呼ばれた究極感・希少性の高さは、RZ350だけの世界といえます。
世界中のマニアに愛されたRZ350の希少な個体です。
どうぞよろしくお願いいたします。