1994年製L-4CES Natural
当時のカラマズー工場に在籍していたジェイムス・ハッチン監修のL-4 CES！スプルース削り出し単板トップ、フレイムメイプルサイド&バック仕様。
極上の美品です。
16インチ・ボディサイズ、フローレンタイン・カッタウェイ仕様のL-4CESは、ギブソン社の伝統的なアーチトップ"Lシリーズ"の中から、L-4Cのエレクトリックバージョンとして1958年に「L-4CES」として誕生しました。
本器は、1960年頃からカラマズー工場のビルダーとして勤めていたJames W Hutchins（ジェイムス・ハッチン）が監修して製作された個体です。
スプルース削り出し単板トップ、フレイムメイプル・サイド&バックを採用しており、アンプラグドでも単板らしい鳴りの良さと甘いサウンドを堪能できます。ネックには上質な1Pマホガニー、指板には上質なエボニー材を使用しておりパラレログラム・インレイが施されています。
5層バインディングのべっ甲ピックガードや、ゴールドパーツ、インレイ付きのエボニー台座、L-5にも採用されているテールピースが高級感を際立たせています。チューニングマシンにはKluson製。ピックアップにはフロント、リア共に57クラッシックを装備しています。PAFを彷彿させる倍音の広がりとを持つ一方で、ジャズバンドでも埋もれる事のない芯があって力強いレスポンスを兼ね備えたサウンドです。
ES-175と同じ16インチボディで非常に取り回しやすいサイズ感です。サウンドホール内には、James W Hutchins（ジェイムス・ハッチン）監修を示すラベルが確認できます。伝統的な製法を継承してきた上質なフルアコです！
フレットの減りはほぼなく、トラスロッドもほぼ使用されておらずネックはストレート。
若干ののウェザーチェックと鼈甲特有の傷みと鼈甲から出るガスによる金属の腐食はありますがトップ落ちもなくきれいなアーチを描いております。
電装系も全く異常なく30年前のギターとは思えない大変良好なコンディションを保っております。
1994年のシリアルナンバーだけはギブソン100周年の記念年で頭のふたけたが94になっているギブソン肝入りの特別な年のレアなギターで94年製にハズレ無しと言われております。

（2024年 9月 6日 18時 03分 追加）
出品にあたり信頼できるリペアショップにて全てチェックしてあり、最高のコンディションとお墨付きを頂いております。
写真のコントロールノブはアンバーのスピードノブですが発送は純のゴールドハットノブに付け替えての発送になります。
よろしくお願い致します。