ONKYO C-700 プロによるレストア整備・音質改良品 美品

Auction ends: 07/07/2024 21:49 (Tokyo)
Auction start: 07/03/2024 21:50 (Tokyo)
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オンキョーの元社員でCDプレイヤーの整備を専門に行ってきた技術者が2年前にレストア整備した名機C-700です。入手してからまだ20時間ほどしか使用していませんが、今回機種入れ替えの為に手放す事にしました。音質は整備した技術者が言う通り、透明で低域から高域までフラットな音で、私がリファレンスにしているアキュフェーズのDP80L+DC81Lに肉薄する良い音でした。以下の記事は整備した技術者のコメントです。

オンキョーが'86年頃に発売した、世界初の光伝送方式採用のCDプレーヤー、C-700です。発売当時の価格は¥138000でした。
デジタル信号処理回路とアナログ信号処理回路を6系統の信号を光ファイバーによる信号伝送を行う事で、外部からの雑音等による信号ロスを低減出来る、というのが触れ込みのモデルでした。実際に今聴いても透明感、ノイズレスな感じはピカイチで、とても36年前のCDプレーヤーとは思えない程のクオリティだと思います。

今回は音質改善とレストア整備も兼ねて下記の整備作業を行いました。

1、全て分解してフロントパネル、シャーシ類他外装部品、代替リモコンの分解洗浄
2、基板各所のクリーニングと半田補修
3、トレイ開閉ベルト交換
4、スピンドルモーター軸受け、ピックアップのスライドシャフトにシリコンオイルを塗布
5、組み立ての際、固定面積と強度が高い鍋蓋タイプの銅メッキビスにて組み立て
6、電源ケーブルをパイオニアのLD-S1用極太タイプと交換
7、プラスチック製のインシュレーター4個を真鍮製インシュレータと交換(パイオニアのLD-S1用)
8、音質劣化の要因で有るサービスコンセントレス化(接続しても給電されません。)
9、カバー裏に制振用のゴムシートを貼り付け
10、些か不充分だったアースポイントの増設と改善
11、端子類の磨きと防錆処理
12、ヘッドフォンジャックを金メッキタイプの物と交換
13、ヘッドフォン及び可変出力ボリュームの洗浄
14、外装仕上げ
15、ラッピング配線の半田直付け
16、電源回路部分の電解コンデンサー2個をシルミックコンデンサーと交換
17、連続リピート再生による24時間以上の耐久性動作確認テスト
18、組み立ての際には殆どの固定ビス類を銅メッキビスに交換

整備前は透明感ある音質では有るものの、やや細い痩せた感じがしておりました。レストア整備改良後は音の厚みや低減のレンジの広がり、更なる高域の伸びを感じさせました。リモコンに付いては正規品はRC-50ですが、問題無く操作の出来るRC-104Cをご用意させて頂きました。
外装はフロントパネル上面の10キーの上辺りに薄い線傷、フロントパネル両サイドのエッジ部分に塗装の薄い部分(タッチアップ済で目立たないとは思いますが)に傷が有りますが年式を考慮しても充分に美品の部類だと思います。