4520はオリジナル（Made  in USA）中期型 SN11911 SN12076 オリジナル色（マットブラック）のウレタンで塗装してあります。4520の弱点 底部の手抜き（強度不足）も対策してあります。ウーハーは2205Jです。菅野沖彦氏がお気に入りの物です。ミッドはJBL2385ホーンをケースに入れ（共振対策）ウイング付きでドライバーはJBL2445J（オリジナルダイヤフラム）です。ミッドハイはCP製H-4401ホーン ドライバーはＣＰ製 ＣＤＰ－44（ウエストレイク近似の使い方です）ハイはJBL ST-200です。ネットワークはイニシャルの設定は完璧にでています。某大手オーディオメーカーの音決め用の回路およびコンストラクションですので 大幅に音を変更できます。近年の低音が細い～高解像度系の音ではありません。グラマーで高解像の音です。しかも構造的に反応が早いです。能率は最高ですので小音量が素晴らしくリアル（大音量は言わずもがな）です。近年のPA SR系のスピーカーはこのような生産性の悪い（バックロードホーンですから）ものはありません（大音量用がほとんど）。当機は音量にかかわらず（PA SRからしたら極めて少音量）2本のスピーカーの真ん中に等身大でボーカリストが浮かびます。ネットワークのサイズはW59 D19 H9㎝（超巨大） メインコイルはインターテクニック製（ドイツ製）線径2mm。スピーカーサイズ H204 W91 D75㎝ 各ユニットの取り付けはとても丁寧です、安易に穴開け ビス止めしていません。最小の必然性のある加工がされています。各ホーンの取り付けはヘックスのタッピングビス（初期のレイオーディオ同様）です。