★稀少・レインボウフレア★ ソ連製 FED 1:3.5 F=50MM 絞羽10枚 L39 沈胴型 オリジナルキャップ付き

Auction ends: 07/02/2024 22:15 (Tokyo)
Auction start: 06/25/2024 22:15 (Tokyo)
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旧ソ連製のFED 50mmF3.5は、FED-10やIndustar-10とも呼ばれるIndustarシリーズの最初のモデル。1934年から1950年頃に製造された。L39のスクリューマウント。その後シリーズはIndustar-22、Industar-50と続く。

エルマー50mmF3.5のコピーで、3群4枚のテッサータイプ、シャープでヌケの良い描写が特徴とされる(出品の実写画像8、良く撮れています)。

FED 50mmF3.5のコーティングは1947年から、とのことなので、出品は1947~50年頃の製品となる。もう70年以上古いビンテージレンズ。なお絞りの羽は普通8枚だが、出品は10枚なので貴重らしい(?)。裏に2557との刻印あり(画像7)。

出品の特徴として、逆光下で虹色からサーチライト状まで色々なフレアが出て来て面白い(実写画像9,10)

FED用のレンズは、ライカL39マウントとわずかフランジバックが違うとされるが、出品は、市販のL39→FujiXマウントのアダプターを使って実写したところ、しっかり無限遠が出ています(画像8)。

<コンディション>
外観:小さなキズはあるが、全体に綺麗でピカピカしている(画像ご参照)。沈胴は少しキズはあるが、 New のピカピカさが良く残っている。ただ、画像2赤丸のところにメッキの剥げが少し見られる。
・絞り:少し固いが正常に開閉。羽は10枚(画像7)。
・光学:目視ではクリヤーで、キズ、カビ、クモリ無し。透過光で見ると微細な拭きキズ/チリが散見される位で良い状態。照明を当てた時、紫、アンバー等の色が見えて、コーティングされている。
・沈胴の出し入れ、距離のヘリコイド、∞のストッパーの作動等順調。鏡胴を伸ばし切って右に回すと、しっかりレンズの撮影位置が固定される。

70年以上経たアンティークレンズ。レインボーフレアと言う面白い現象も楽しめます。
お試しになりませんか。研究用にもどうぞ。

付属品:フロントキャップとリアキャップ(両方ともオリジナル)