優雅な輝きを放つ極上の英国ヴィクトリア時代のリングです。
マーキーズリングとは、先のとがった楕円形のデザインの指輪のことを呼んでいます。
マーキーズ（marquise）はフランス語で侯爵婦夫人と言う意味になり、マーキーズ・ド・ポンパドール（ポンパドール侯爵夫人）が好んだ形であったとことからマーキーズリングと呼ばれるようになりました。
リングの中心にはサファイア、その周囲には16石のローズカットがなされたダイヤモンドが贅沢にセットされています。
ローズカットは、ダイヤモンドのカット方法の一つで、カットされたダイヤモンドが開花したバラの花びらに似ていることから名付けられました。
このカット方法は、16世紀から18世紀にかけてヨーロッパで主に行われていました。
ダイヤモンドの素材本来が持つ、自然な透明感を感じることが出来ます。
ダイヤモンドとサファイアはそれぞれ光の屈折と反射により目を奪われるほど美しい輝きを放ち、上質なものが用いられていることが分かります。
シャンク(腕)部分の華奢な透かし装飾とフォルムが相まい、優雅な印象を与えてくれ、また指先を長く美しく見せてくれる効果をもたらしています。
リングの内側には18金を示す刻印がございます。
ここまで豪奢に作られたヴィクトリア期のリングは大変貴重と言えます。
センスと品格が凝縮された本筋の英国ヴィクトリアンリングです。
英国19世紀後半頃の18金サファイアとダイヤモンドリングであること本物保証致します。

（時代）
1896年頃　
英国製

（状態）
総じて良好です。
古いものゆえ時代変化はご了承ください。

（寸法）
サイズ　15号
サファイア約3mm×2mm
ダイヤモンド約1mm×1mm

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