【 Used 7インチレコード】『波よせて - waver/Small Circle of Friends』クラムボンのカバーでもお馴染み夏の名曲です

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【 Used 7インチレコード】『波よせて - waver/Small Circle of Friends』クラムボンのカバーでもお馴染み夏の名曲です。

夏に聞きたい超名曲。本曲をカバーをしたクラムボンの原田郁子さん曰く「福岡が生んだ名曲」。エモーショナルなリリック、風景描写だけでなく、E-MU SP-1200+AKAI MPC60の組み合わせのボトムの厚いドラムも最高です。(そういう意味でももっと語られるべき名曲かと思います)
Small Circle of Friends 2ndアルバムPLATFORM5からの20周年のタイミング2018年4月に発売されたものです。Small Circle of Friends のオンラインショップやライブ会場で販売されていたものです。私は大好きな曲で7インチ化に興奮し複数枚購入した中で状態の良い1枚を今回出品させていただきます。
当時の定価からの出品ですのでお探しの方、是非この機会にご検討ください。
歌詞・インデックスシート、盤とも少しの擦れ傷などがありますが状態は良いかと思います。

※technics sl-1200mk3,shureN44-7針圧1.5gで再生確認しましたが、目立ったノイズ、針飛びなどございません。
※上記内容含め、一般的な Used 品としてご認識いただき、ノークレーム・ノーリターンにてお願いいたします。


■以下、発売当時のSmall Circle of Friends のHPでのセルフライナー
↓↓↓
1997年4月16日。Small Circle of Friendsの
2ndアルバム「Platform 5」リリース。


このアルバム制作時、私達はまだ福岡に住んでいました。
そんな中にあってレコーディングの大半は東京で行われ、
プロデューサー松浦俊夫(ex United Future Orga
nization)松浦さんの元、プリプロダクションを松見
坂の”Brownswood Studio”にて。レコーディングは
青葉台の”Think Sync Studio”、ミックスダウンは
六本木”Magnet Studio”で進行しました。もう今は3
箇所とも存在していません。

「Platform 5」には、その半年前に先行マキシシングル
としてリリースした『Never Never Land』も収録され
ていて、『波よせて』に至っては、あくまで “アルバムの
中の一曲”として制作されています。しかも「Platform
5」のリード曲はPVも制作された『Love Potion No.5
』でした。


『波よせて』のトラック制作について。
ドラムはE-mu SP1200でサンプルしたものを、Akai MP
C60でシーケンス。Kalimbaのループや後半のシンセフレ
ーズはMPC60でサンプリングしています。そこへ当時SCOF
のKeyboard&Guitar、及びProgrmming、Arrange担
当の冨田さんがストリングスパッド、そしてあのギタール
ープを録音しました。

曲が完成し、松浦さんから「良い曲できたね」と握手を求
められ、自分達も満足感に包まれていても、やはりなお『
波よせて』は”アルバムの中の一曲”です。
そして、1997年春。「Platform 5」はリリースされるこ
とになります。CDと同時にレコード2枚組で発売しました。
アルバムリリース当初はちょっとだけ気分が悪かった記憶…。
好きだった雑誌のインタヴュアーから酷評されたり、信頼し
ているオーガナイザーから聴いていると恥ずかしいと言われ
たり。つまりどちらも「丸くなった。ポップになった。」と
いう意見。
当然、混乱したし、悲しくもなる。
私たちは最初から何かを意図することなく、カラダが進むま
まに作っていたつもりだったから。ただこのことからその後
の活動に必要な大事な事を知りました。

「他人の言うことは気にしない」。

「Platform 5」リリース後、ちょうどマーキュリーレーベ
ルとの契約終了が決まっていたせいか、プロモーション自体
は緩やかなものでした。大半は福岡に居て今後の事を考える日
々。このまま福岡に居るか、それとも東京に引っ越すかとぼん
やり。だけども、まあ悩ましい時代です。

そんな最中、周囲から「『波よせて』いい曲だね。」と言われ
ることが多くなりました。当時ラジオ番組を一緒にしていたデ
ィレクターから「ついにすごい曲作っちゃいましたね」と言わ
れ、アズマはたまに店番していたレコード店店主から「スタン
ダードだよね」と言われ、参加していたパーティーの他のDJ達
から「あれ俺のことっすか?」と言われる。サツキも同様のこ
と…。

レコードもリリースしていたから、クラブで良く掛かっている
よ、という話も聞くようになりました。でもスモールサークル
オブフレンズの事はあまり知らないけれど、『波よせて』だけ
は知ってる、という人が案外たくさんいたように覚えています。

はじめて会った人から「あの曲どうやって作ったんですか?」
と尋ねられたり。

そして「ある映画」の導入曲としても使用されたり。

何人かの人たちがライヴでカバーをして歌っている事を知り。そ
のいくつかのライヴを実際見たり、何バンドかのミュージシャン
がカバーをし、リリースもされています。

そのあいだ、私たちはずっと不思議な気分でした。
自分たちでは、その曲だけを特別にアピールしているわけでもな
いのに、聴いた人たちはそれぞれに「大事な曲」としていろんな
想いをこの『波よせて』に持っている。たまにそんな「想い」に
圧倒される時もあるのです。

ただライヴで歌っていると「いい曲だなコレ」と、しみじみ感じ
る事はあります。

「波よせて」の20年が経ちました。
そして、『波よせて』に対する、私たち自身からの初めての「ア
クション」が、「7インチ・レコードをリリースする」。

実際にマスターテープをユニバーサルミュージックから借り、マ
スタリングを行い、作り直したい、歌い直したい衝動をぐっと抑
え、最小限のエディットを施し、EQと音圧をかけます。

そしてカッティング工場へ出向きラッカー盤に刻まれていく様子
を眺めるのでした。

そんな全ての過程で、いろんな事を想い出しています。書いてい
る今も。


いつものように7インチ・レコード『波よせて』のジャケットを
新たにサクラダさんに依頼します。

デザイナー・サクラダさんとの「問答」も25年続いているけれど
、さてどんなジャケットになるのだろうか?

楽しみ、そして多少いぢわるな気持ちで待っていたら・・・おお。

”波よせての少年” のスピンオフ・・『カモメに乗りたガール』。



旅はまだ続いています。


Small Circle of Friends

サツキ&アズマ
2018年4月1日

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