加賀の千代尼　俳句軸　なんとせむはや人がほや郭公　郭公は他の鳥の巣に卵を産んで育てさせるものです。郭公が他の鳥の巣に卵を産んで知らぬように人顔で発ち去っていく。そういう意味かと思います。千代女と言えば朝顔や釣瓶とられてもらい水で有名です。子どもの頃、千代尼庵でかくれんぼしたりして遊びました。千代女の俳句は簡単なものだと思って育ちましたが、２本所有してみると、案外難解なものもあります。高校の同級生ね実家が千代女が奉公に出て俳句をならたり、友人の家は千代女の育った家だたりして、慣れ親しんできましたが、寄る年波。次の方に伝世する時がおとずれました。千代女好きな方にぜひお持ちいただければ幸いです。本紙65x18cm.軸装153x21.5cm.時代箱付き。真作保証。真作でない場合、返却受けます。宜しいお願いします。