帷子ススム赤本漫画[ピノチオの冒険]二葉書房 昭和21年1946年初版 橋本明夫ピノキオ人間に カタビラススム手塚治虫 渡辺太刀雄コッローディ

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こちらは帷子ススム先生の漫画、橋本明夫先生の文による占領期初期の赤本漫画「ピノチオの冒険」です。コッローディ原作、二葉書房 、昭和21年ー1946年初版。有名なピノキオの冒険もの。

80年近く前の本としては良い方です。表紙下部にやや傷み。縦は写真でも見えづらいくらいですので写しませんでしたが、タイトルや作者名などちゃんとあります。落丁なし。ページそのものは綺麗な方です。

ピノキオが人間になる話。帷子ススム先生(カタビラススム)の占領期最初の方の仕事で、1946年6月には出版。コマ割りで枠をぶち抜くのは高橋真琴先生が少女漫画で1950年代に多用し、その後の少女漫画に絶大な影響与えましたが(コマ枠抜きは初期の石森章太郎も多様。手塚治虫も好んで使った)、彼らよりも10年近く早く既にこの作品で帷子ススム先生は見せてました。

赤本でもコマに描くのが常識だった時代、コマ抜きを多用している特質すべき作品です。これだけ多くコマ枠抜きしている赤本は同年代には見られず、その面でも面白いです。

ピノキオの漫画としても面白いですが、ピノキオが嘘つきというニュアンスを弱め、だまされたピノキオも悪いというニャンスで、女神様の前で得意げにうそついてしまったことで鼻を伸ばされてしまう。通常のピノキオとは少し解釈が違ってます。大筋では同じで、いかに人形だったピノキオが人間になっていくのか、危険な目にあっているおじいさんを助けられるのかなど見どころです。

良いものですのでご堪能していただければ幸いです。お大事にしていただければ、と思います。

ゆうパック、レターパック、クリックポストなどでの発送が可能です。防水対策もしてお送りします。

ちなみに赤本だけでも手元の函にあるだけでも100冊以上ありますが、枠組ーワクに書かれた漫画主体でこれ以外1冊もありませんでした。赤本だけでも軽く数千冊以上は見てきてますが、基本枠内での漫画表現です。