倉金章介 幻の赤本漫画[決闘鼠島]大阪漫画出版社1951年初版いづみ・みきを名義 猫とネズミの戦い 好美のぼる田中正雄/峠哲兵/東浦美津夫

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こちらは「あんみつ姫」で著名な倉金章介先生が占領期に描いたと思われる幻の赤本漫画、いづみ・みきを名義(倉金良治)「長編漫画 決闘鼠島」です。大阪漫画出版社、昭和26年ー1951年の初版。装丁ーレイアウトは漫画雑誌などにも進出した横山美智男が担当し、力の入れようわかります。

占領期にGHQなどが持ち帰ったものに(プランゲ)に最初に出されたものが(1948年)リストに入っています。倉金良治=いづみ・みきを(著者名ー倉金章介使う前は倉金良行の名前で描いていて、倉金良治名義で描いたことも。作品としては倉金の名前がなくても普通に面白いです)。

初期に出されたものよりもやや分厚く、より豪華な作りになっています(最初のものと表紙絵、裏表紙絵、中の扉絵なども違います)。落丁なし。年代物としては美本。今ではかなり入手困難な作品。

「決闘鼠島」はまともなものがほとんど残っていない作品(印刷の過程でページ乱調のものも出てました。こちらはページそろいです)。大阪漫画出版社はもともと漫画家らで作った出版社で田中正雄、峠哲兵、好美のぼる(おはら三好-名義)、東浦美津夫ら赤本の大御所が多く出してました。そのラインナップから無名の人間使うとは考えにくく、倉金章介の名があっても不思議ではないです。既に出されていた本も一部再版してました。

無名の作品は見たことないので、倉金章介の別名義の作品と考えられます(東京漫画出版社ほか、幾つか赤本出版社でも出していたため、独占契約があったためか、作品がネズミを全滅させるという内容であったため、「あんみつ姫」など穏当な作品も描いていたため、名を隠して描いていたと思われる)。

ある家から猫が鼠退治しないため、追い出されてしまう。ネズミ退治誓った時、ニャンゴロ大明神現れ、ネズミはペスト菌伴ってペスト島から密輸船で送り込まれているとし、ニャンゴロ三銃士と名付け、黒猫カクテル、虎猫ビール、赤猫ブランディらにネズミ退治を命令する。

魔法の力でペスト島に送り込まれ、最初に密輸船見つけ、ネズミ退治に。呑気に楽しんでいたところを襲撃、沈没させる。

ペスト島本島に上陸。しかし、ネズミらの情報は早く、猫に密輸船がやられたと首領マウスに報告。迎撃態勢に入る。虎猫が捕まり、赤猫は食中毒でやられ、黒猫のみ無事。黒猫はふとしたことからペスト菌研究している博士のところへ。大立ち回りで爆弾で爆破。

だが、多くのネズミの追撃に。赤猫は回復し、虎猫が黒ずみにされる前に助けに向かう。多くのネズミらをやっつけ、さてというところで首領マウスに逃げられてしまう。飛行機で逃げるマウス。思いもよらない攻撃で対応するが。果たして。赤本としては92Pもある大作です。内容も面白いのでお楽しみいただければ、と思います。所蔵機関はなく、レアな1冊です。大阪漫画出版社の漫画本自体あまり出てこないのでレアです。

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