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　蒸気機関車の機関区を模した、給水塔とピットのある風景を再現したNゲージのミニジオラマです。出品に際して制作したもので、ケースやストラクチャーなど全て New となります。

　土台は1mm厚のスチレンボードを貼り付け、その上にフレキシブルレールを敷設、スチレンボードの一部を切り欠いて、KATOのピットをはめ込みました。線路は紙粘土で埋め、蒸気機関車の機関区に特有の土に埋まった線路の雰囲気を表現しました。線路周辺は黒に近いグレーをエアブラシによる吹き付けにて塗装、それ以外の部分は紙粘土を薄く盛ったうえで、筆塗りで土の色を表現しました。スチレンボードの断面は黒色のビニールテープを巻き付けて処理してあります。

　建物はトミーテックのジオコレ　給水塔・給炭台に含まれる給水塔とポンプ小屋を設置しています。こちらもピット同様、設置場所のスチレンボードを切り欠き、台座ごと取り付けました。

　給水塔は製品の銀色にやや違和感があったので、屋根はつや消し黒、タンク本体と外側パイプおよびハシゴを濃緑に、エアブラシにて塗り替えました。また、タンク本体には錆および塗装が剥がれて地金の銀色が現れているところなど、ウェザリング表現を施しています。脚の部分も、コンクリートの質感を表現するため、500番サーフェイサーを吹き付けのうえ、グレーにて塗り直しています。給水塔のパーツはすべてゴム系接着剤にて固定しました。給水ホースはマスキングテープを巻き付けて表現しています。最後に給水塔およびポンプ小屋全体にダークグレーを薄く吹き付け、煤けた感じを再現しました。

　ピットは灰を落とすアッシュピットという設定のため、実物の灰(蚊取り線香の灰)を撒き、ボンド水溶液にて固定しました。アッシュピット周辺にも筆を使い、パステルのように灰を刷り込むことで、灰で汚れた線路を表現しています。また、紙粘土を山型に整形のうえ、表面に同様に灰をまぶして固定、機関車から出た灰が山のように積まれている情景を再現しました。

　最後に緑色のターフを撒きボンド水溶液にて固定、茂った草の表現としました。

　
　
　車両展示用として制作したため、車両を走行させることはできません。


　透明のケースを含めたおよその寸法は、横16cm×縦8cm×高さ10cmとなっております。小・中型蒸気機関車には適しますが、大型蒸気機関車(D51やC57など)には適しません。9600(マイクロエース)やC12(KATO)を大きさの参考として写真をアップロードしておりますので、ご確認ください。なお、機関車はいずれも撮影用のため付属いたしません。


発送方法はゆうパック(60サイズ)といたします。


ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。返品は受付いたしておりません。

評価新規の方は、事前に連絡のうえで入札をお願いいたします。

ここまで商品説明をお読みいただきありがとうございました。ご入札をお待ちしております。