高麗 七ツ星 茶碗 松古窯 佐久間勝山 鵬雲斎宗匠 箱  天神祭り 七夕にも

Auction ends: 07/01/2024 22:50 (Tokyo)
Auction start: 06/25/2024 09:51 (Tokyo)
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寸法径 16.0㎝ 高さ 5.3㎝  Unused と思います。木箱の状態も良ろしいです。見込み内の輪になった釉薬のかかってない場所は、当時は重ね焼きをされていましたのでその名残を写しています。

この図柄を七つ星、七曜文、絵高麗梅鉢とも呼んでいます。
明代末期、中国の磁州窯製のものを、梅花文様に風流を見出し、形姿の茶情ありとみて、日本の茶人がとり上げました。
釉を二重にかけたもの、三重にかけたもの、白色の肌のもの、青色の肌のものなどがあります。

磁州窯はかつて朝鮮経由で日本に来たので、本品の類を絵高麗と呼んで珍重しました。

七つ星、七曜文を梅鉢と洒落た呼称として、梅鉢の文様を「天満天神」の紋章に見立てて、関西では天神祭の際に合わせた夏の茶会に用いることがあります。

七曜は古代中国の天文学で日(太陽)、月、そして火星、水星、木星、金星、土星の五つの惑星を表し、また、北斗七星を表すともいいます。ひとつの丸文様は星であり、この文様は天体を表現しています。
天体といえば、そろそろ七夕の季節です。
七夕の夜にでもこの小さな七曜文を使って、銀河に想いを馳せて頂きたい。

陰陽五行思想は、混沌から陽と陰が分離して天地が形成され、その間に生じた木・火・土・金・水の五気が作用して万物を生成したと考えます。これを図像化したのが両儀四象生成図の七曜文で、上に陽儀(天・日)、下に陰儀(地・月)を置き、その間に木・火・土・金・水の五気をサイコロの5の目状に配置して、陰陽が調和し五行が順序正しく循環する理想の姿を表現しています。

三重県松阪市で生まれた陶芸家で、万古焼窯元「松古窯」の4代目として、仁清・乾山写、阿蘭陀写、御本、伊羅保、唐津、信楽、伊賀など広い作域で茶陶を制作しています。
万古焼は、伊勢桑名の豪商沼波弄山(ぬなみろうざん)が元文年間に別宅があった朝日町小向に窯を築き、御庭焼として始めたものが最初とされており、松古窯はその流れを汲み、初代・信春が安政年間に開窯した伝統と歴史を持つ窯元です。

佐久間勝山
幼い頃から松古窯3代目である父・芳隣から技法を学びました。万古焼を代表する作家です。
表千家の即中斎宗匠、並びに裏千家御好の窯として書付作品も数多く制作し、裏千家14代・淡々斎宗匠より松菱の松古印を拝受しています。

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