どえらいケーブルもこの世には存在するものです。まさに意表を突かれとるはこのことです。この ATLAS は、「驚きの爆音ロッカー必需品」の代表として「ズバっ」とそのまんまでステージの前に立ってもらいます。冒頭の見出しからもご理解頂けると思いますが、まずは、「野蛮 / Wild」な音質にかけては、このワイヤーがチャンピオンでしょう。こんな「粗粗しく」「凶暴」なまでのパワー感をいままでワイヤーの世界では聴いたことがありません。

「凶暴」・・・いいじゃないですか！音楽での世界の中ではむしろそれは「賛辞」です。その表現方向に向かえるアーティストの方々には、こんなアイテムもあるのだと是非知って頂きたいと思います。パンク・ロッカー、デス・メタル、デストロイ・パンクDJ系のアーティストにはこの上ない「ブビバキ・ブビガビ・グジョーン・グザアーン」な音です。エフェクトですよ、すでにこれは。

このワイルドな音質は、ヴィンテージ・ワイヤーという少なくとも40年以上は経過した変化も影響していることと思われます。つまりヴィンテージ臭い音質！！ パワフルな演出では、40年以上前に流行ったレシーバーと呼ばれたラジオ一体型のアンプの音とかにJBLやアルテックSPを繋いだ時と似てるとも言えます。シンエイのファズボックスなんぞ、イメージするのも悪くない。というか、このワイヤーにそのようなエフェクターを繋いで欲しい！！このワイヤーに超高域（ウルトラ・ハイ）の気持ちよさなどを期待してはいけません。はっきり言って、マークレビンソン以降の高域なんて全然出ないです。そんなハイファイな方向ではなく、ただただ中域やらプレゼンス域などの息を呑むほどの生々しい迫力が最大の特徴です。だから、使って欲しい「唯我独尊のパンクなロッカー」に！！！要は個性でしょ！？

腰とエッジは言うまでもなく強気の音質です。リバーブとかディレイとかどうでもよい方はノレます。 音楽で、ある意味「ブチ切れてしまいたい」と思う方の味方、「凶暴」なワイヤーかもしれません（もちろん保証はいたしませんが）（笑）

同時出品の #150 と #151は、皮膜の色違いで全く同じ音質の製品です。 色分けで各部所に配線をすることでお楽しみください。

ギター内部のワイヤー材は勿論のこと、自作のギター用エフェクターやケーブルには是非お試しください、大推薦！！ あとは、70年代レシーバーアンプのファンには、SP用コードとしても、ものすごくイケてます！！

「過激」とはこういうことなのです！！！！！