★☆FAIRCHILD 232 MC Stereo 完動品 希少カートリッジ アルミ削り出しシェル付き 動作音質確認済み☆★

Auction ends: 08/04/2024 21:36 (Tokyo)
Auction start: 07/30/2024 16:36 (Tokyo)
Bids: 1 (Bid history)
Availability: 0 pcs
Leading Bidder: c*e*3***
Hidden Price: no
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Item condition: Used
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Auction ID: h1146774018
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Item location: 福島県
Seller items: ainacoco   ( See All Items )
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FAIRCHILD 232 MC ステレオカートリッジの出品です。
フェアチャイルド社初のステレオカートリッジであり唯一のMCステレオになります。
カートリッジ自体非常に希少なモデルですが動作が保証されている個体となるとほぼ入手不可能だと思います。

非常に凝った作りの球形のクロスした発電コイルから Dual Rotating Coil という名称が与えられていました。
一般的なMCカートリッジのコイルインピーダンスは例えばOrtofon SPU等で2Ωほどですが、このカートリッジのインピーダンスは600ΩとMCカートリッジとしては類を見ない高インピーダンスでMMカートリッジとほぼ同等のコイル巻き数になっています。
したがいましてMCカートリッジでありながらMM入力で使用できるという特徴があります。
定格出力は3mV/Chほどありますので一般的なMMカートリッジのボリューム位置9時ぐらいと本機の10時位置でほぼ同じぐらいになる感じです。

このカートリッジの音色は言うなればMMとMCの両方の良いとこ取りをしていると思われるほどに悪魔的です。
MC的な繊細さや見通しの良さといった利点とMMの凝縮されたエネルギー感や迸るようなアタックの力強さの相反する要素を破綻なく軽々と再生して見せるさまは圧巻です。
モノラル時代のFairchildの美質である緻密さや上質な音触そして完璧なピラミッドバランスによる安定感をそのままこのステレオカートリッジでも余すところなく踏襲している点は当時の技術の高さの証ではないかと思います。

スタイラスチップはダイヤモンドの四角柱を研磨した無垢針で摩耗はまったく見られません。
推奨針圧は4gですがステレオ初期のカートリッジですので現代のハイコンプライアンスアームで使用される場合1g程度+でかけた方が良いかもしれません。

シェルに取りつけた状態で重量23.4gです。