JBL Model 4313 プチメンテ品　まずまずの美品

オーディオの足跡さん
https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4313wx.html

良い音が出ております。バランス良く抜けが良いのにはビックリです。
音質は文字で表現できませんが、特性は可視化できますので簡易RTA(40hz〜16k hzまでフラット　私室画像8)を載せています。
エージングを兼ねてご機嫌な音をしばらく堪能させていただきます。

プチメンテ:
・エンクロージャー
使用環境が良かったのと大事に扱って頂いただいていたからでしょう、四隅角打ち無く非常に良好な状態でした。
とはいえ1ケ所横長い傷痕が残ります。(画像9)
突板4面軽く研磨後擦りこみガラスコートしました、底部には移動傷が残っています。今回は程度良かったので自然の風合いが出ています。
バッフル及び裏板塗装メンテ済み。
バスレフダクトにガタがありましたので補修、鳴き止め処置しました。(画像7上段右)
サランネットダボに折れと欠損ありましたのでスチールに交換しました。(画像7上段左)
サランネットは残念ながら状態があまり良くない、小さな破れ・経年の汚れ・褪色があります。

・ユニット
ウーハーのエッジをセーム革に交換し、コーン紙を薄く着色、フレームもBK塗装しました。

スコーカーのフレームを研磨し、コーン紙に破れありましたので左右共リコーンしました。(画像7下段、今回のメンテナンス経過はブログにて説明しておりますのでご覧下さい。
https://ameblo.jp/roon1951/entry-12855860059.html)

ツイーターのフレームに酷い腐食がありましたのでセーム革をドーナッツ状に貼りました。往年のものにコルクやフェルトを貼ったものありましたね、同じ発想です。
ドームに蒸着剥げが見られます。

※セーム革エッジについて
戦前のものはセーム革を使ったものが多かった様です。
故評論家江川三郎氏も推奨していました、単なる修理というより音質改善目的で天然セーム革を使ってエッジの貼り替えをしています。ウレタン製と違い半永久的な耐久性があります。
デメリットは熟練施工の為費用が高額になります。巷には白色分割継ぎ接ぎやΩのないフラットなものが見られますが、黒染セーム革一枚ものからリングカット後Ω状に貼り付けていますので十分のストロークが取れます。
音質は、レスポンス改善で低域が伸びます、下が変われば当然中高域にも影響あり良くなります。

※ ガラスコートについて
ビアンコジャパン (http://www.biancojp.co.jp)が販売する高耐久コーティング床剤ビアンコートを使用。
10年数年仕事で使用しております、最近色物が発売になりましたので重宝しております。
クリアもしくは焦茶を1重(状況により2重)刷り込み塗布する事により表面保護・防汚することができます。
以前は浸含タイプのワトコオイルを使用しておりました。仕上がりはとても良いのですが、乾燥に何日もかかるのと保護と防汚機能持続不足と毎年定期的に塗り重ねる必要があるため扱いを止め、突板にはビアンコートを使用しております。

出品物は画像にあるものが全てです。

上記十分吟味のうえご検討お願いします。

発送はゆうパック着払160サイズ2個口、送料をご負担ください。

梱包は運送事故の起きにくい配慮をさせていただいております。
また段ボールや緩衝材は再利用品を使用させていただいております。

以下注意事項、最後までお読みください。
※商品到着後24時間以内に受け取り連絡をお願いいたします。
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