高麗青磁陰刻柳下葦草水鳥文瓶  箱付

Auction ends: 09/16/2024 21:02 (Tokyo)
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【作 品】  高麗青磁陰刻柳下葦草水鳥文瓶     箱付

【時 代】  12~13世紀

【作品説明】 柳の下に葦と水鳥を陰刻した、大変優雅な瓶。

歴史書「高麗史」には、12世紀ごろ大宰府などから都・開城に船が出て高麗王朝へ宝物を献上していることが記され

ており、その見返りとして翡色青磁が下賜されたと考えられます。このため朝鮮半島以外で高麗青磁が最も多く発見

されたのが日本であることにうなずけます。

高麗の人々が青磁を「翡色」と呼ぶようになったのは、青磁の釉色が緑青色の美しい硬玉「翡翠(ヒスイ)」や、深山渓

谷に棲息する「翡翠(カワセミ)」の翼に近似しているからではないかと推察されています。

また越州窯で焼成され、王侯貴族に愛された美しい緑色の青磁が「秘色」と呼ばれたこと、さらに北宋では特に美し

い青磁を指して「秘色」と称していたことなども「翡色」の呼び名の由来になったと考えられています。

有名な「宣和奉使高麗図経」(1124年)には、「陶器、色ノ青キモノ、麗人之ヲ翡色ト謂フ」と記されており、また高麗

青磁が天下一のものとして愛好されていたことが書かれてあります。

高麗青磁が時代を超えて人々の心に訴えかけるのは、文様・器形がもつ優美な魅力は無論のこと、美しい翡翠の

釉色に秘められた艶麗な誘惑に他なりません。