古平戸焼／三川内のレトロで重厚な”色絵花文水注、急須、銚子”です。表裏と蓋にそれぞれ２ヵ所の窓に色絵で花文が、胴央には陽刻の亀甲小紋が施されています。捻じれの弦など古平戸焼の特徴的な成形、造形に優れた技工が伺え魅力があります。古平戸焼／三川内焼は江戸時代後期(1750～1830）、超絶技巧の磁器として高く評価されていました。磁器土を手捻りや彫刻などの技法で成型し、白磁や施釉した置物などを製作しておりました。その技巧と磁器土への造詣は、他産地の追随を許しませんでした。江戸後期頃の古いもので蓋裏、蓋受け部に微細な傷など経年感はありますが、外観を損なうような目立つ傷みはありません。時代を考える保存状態の良い貴重なものと思います。古平戸焼／三川内焼のレトロれ重厚な”鉄釉水注、急須、銚子”は美術品として、またインテリアとしても存在感があり楽しめます。骨董品である事をご理解の上、時代、窯、状態など写真で判断いただける方にお願い致します。注ぎ口を含む長径約20、0㎝、胴径約15、0㎝、高さ約16、0㎝。