英国陶芸家(デザイナー)スージークーパーのハンドペイントの作品です。
グレー社を独立した直後1932年頃に作製されたウォータージャグ(水差し、ジャグピッチャー)です。
マッドな地肌に美しい色調のペイントでリーフやフルーツが描かれています。広口の淵に描かれたステッチがアクセントとなっています。

スージーは若い頃にグレイ社に在籍していましたが、この作品はグレイ社を離れて独立直後に作製されたものです。この作品の裏には手書きで「Susie Cooper 」と繊細な筆跡で書かれていますので、スージークーパー自身の手による作品と断定できます。

スージークーパーと言えば、日本ではパトリシアローズやドレスデンスプレイなどのパターンが人気ですが、彼女の若い頃の作品には伸びやかでダイナミックなものが多く、欧米ではスージークーパーは「アールデコ」調の作家として高く評価されています。
この作品もスージークーパーが若い頃に作製しれたもので、マーケットにもあまり出てこず希少価値が高く、コレクター羨望の作品です。

大きさは、
高さ：14cm
口径：9cm
口先～ハンドル外側まで：16cm

コンディションは、90年以上前のアースンウェアですが、ヒビや欠け、ヘアーラインのない良好なコンディションです。
また、貫入も見当たりません。
内面もほぼ綺麗なままです。
これほどコンディションの良い作品は大変貴重です。

作製年代は、バッグスタンプより1932年頃と推定されます。

是非あなたのコレクションに加えていただきたいお勧めの作品です。


No.1682
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