フジミのプラモデルでバンダイのS.H.Figuarts 真骨頂製法シリーズと絡めて遊べる事で人気な旧サイクロン号の塗装済み完成品です。

このキットは後年製作されたレプリカがモデルになっている様で、仮面ライダー劇中のサイクロン号とは所々差異があります。
今回は当時撮影された写真やメディコムトイ製の商品を参考にオリジナルに近づけるべく手を加えました。

改修箇所

劇中のサイクロン号の様な流線型にする為（キットは先端が真っ平）、カウルの鼻先をパテで3mm延長して整形。（画像a）

フィギュアの乗車に耐えるべくフレームとハンドルの付け根に真鍮線で補強。ステップは軸ごとI ㎜真鍮線に取り替え。ケーブル類の付け根も真鍮線で補強。（画像b）

カウルの赤い模様は塗装で再現。側面の箇所は劇中の写真を参考に先端にグラデーションを入れる。（画像c）

ヘッドライトの裏には、反射で映える様にハセガワミラーフニッシュを貼り付け。（画像d）

車体前後の立花Rロゴは付属のデカールではサイズが物足りないので、光沢紙にコピーした物を接着。（画像e）

キットでオミットされているヘッドライトカバーは、レンズパーツの縁を塗装する事で再現。（画像f）

ケーブル類は付属の物が黒色で劇中の銀色と違うので塗り直し艶消しで仕上げ。見栄え重視で遊びは多めにカット。（画像g）

スクリーンは模型用の金属ピンでカウルと接続。（画像h）

塗装
細かい箇所は筆を、残りは全てエアブラシで塗装しました。
カウルは白＋薄茶のアイボリー（象牙色）風味で塗っています。
メッキは全て落としクロームシルバーで塗装。マフラーとチェーンとスプロケットは艶消しで、残りは光沢仕上げ。カウルとスクリーンはタミヤコンパウンドで磨きました。

※注意
補強はしていますが、プラモデルはバンダイ製玩具の様に頑丈ではありません。破損の原因になるのでフィギュアを搭乗させる際は慎重に行って下さい（あらかじめ関節を乗車姿勢へ動かしてからそっと乗せる様にするのがおすすめです）。

最後の画像に写っているフィギュアとジオラマは出品物に含まれません。くれぐれもお間違えのない様にお願い下さい。

素人が製作した物なので申し訳ありませんがノークレームにてお願い致します。