初代川本桝吉 染付有職文沈香壺 明治期瀬戸の名工 瀬戸焼

Auction ends: 07/06/2024 20:49 (Tokyo)
Auction start: 07/02/2024 19:49 (Tokyo)
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明治期瀬戸の美術陶磁の先駆者となった初代川本桝吉の染付有職よろけ文沈香壺を出品致します。唐草・紗綾・青海波・七宝-籠目・菱・胡麻などの代表的有職文がきっちりと描き込まれています。明治期の瀬戸染付の意匠としては、花鳥と梅花氷裂・唐草を組み合わせたものが大半を占めています。本作のように様々な有職文を丁寧に余白なく描きこんだ作品は珍しいと思います。

初代桝吉は、加藤安左衛門の三男として生まれました。1857年(安政4)川本半助の婿養子となり、5代川本半助を襲名しました。その後、1862年(文久2)に分家して、初代川本桝吉を名乗りました。
常に製磁の拡張と改良を図り、輸出磁器製作の先駆をなしました。
1876年(明治九)青花磁の額面を製してパリ博覧会に出品したところ、その作がはなはだ巧妙でしたので、現地の陶業家がこれは磁器ではないと疑ったため、自らこれを破砕して、真偽を証したといいます。大出東皐などの優れた日本画家を工場に寄留させ、その磁器に絵付けさせるなどして、瀬戸の伝統的な染付技法の確立に貢献しました。内外博覧会での受賞は枚挙に暇がないほどです。

さて、本作の寸法は、高さ27cmです。ワレやカケ、ヒビなどの瑕疵はありません。川本桝吉の優品が市場に出る機会は殆どありませんので、ご検討頂く良い機会と存じます。

尚、私の出品写真と説明文をそのまま盗用して、格安で販売しますという詐欺サイトが最近いくつかあるようです。呉々も騙されないようにご注意下さいませ。私は、オークションサイト以外には出品しておりません。