明治 香蘭社 釉下彩 黒雲黒龍図尺五大皿 深川製磁 伊万里 有田

Auction ends: 07/04/2024 18:53 (Tokyo)
Auction start: 06/27/2024 19:53 (Tokyo)
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銘の蘭マーク形状と深川製の「製」の書体から明治20年代に製作されたと判断される香蘭社の黒雲黒龍図大皿を出品致します。

明治初期には、香蘭社などが金蘭手古伊万里を近代風にアレンジした作品を欧米に多く送り出して好評を博しましたが、やがてマンネリ気味となり、飽きられるようになりました。そうした折に開かれた明治22年のパリ万国博覧会において、香蘭社が出品した釉下黒の黒雲黒龍に金粉を散らした作品は従来の伊万里風とは違う新鮮な意匠として高く評価されました。本作は、それと同様の黒雲黒龍を描いた香蘭社の大皿です。この図案は、現在の香蘭社でも時折使われていますが、非常に簡略化されてきており、本作のように鱗の一枚一枚まで描き込んだものではありません。当時の黒雲黒龍図作品の殆どは花瓶です。一度だけ、金魚鉢の作品を見たことがありますが、本作のような大皿は初見です。極めて珍しい作品と言えるでしょう。本作はスイスからの里帰り品ですから、上述のパリ万博に出品されていた品物ではないかと思います。

添付写真でご確認頂ける通り、龍は酸化ウランの釉下黒で描かれています。所々に見える赤い焔雲は釉裏紅です。つまり、全て釉下彩で描かれています。この時期の香蘭社の意匠は極めて斬新です。世界に打って出ようという香蘭社の意気込みが感じられて、私はこの時代の香蘭社や深川製磁の作品が好きです。

寸法は、直径47cmです。
ワレ、カケ、ヒビなどの瑕疵はありません。かすれがちな口縁部の金彩も綺麗に残っており、また伝世による擦り傷などもなく、 Unused と言っても良い保存状態です。

注: 私の出品写真と説明文をそのまま盗用して、格安で販売しますという詐欺サイトが最近いくつかあるようです。呉々も騙されないようにご注意下さいませ。
私はオークションサイト以外には出品しておりません。(呆れたことに、この注意文までコピペしている詐欺サイトもあります)

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